リードオルガン
足踏み式のオルガンを「リードオルガン」と呼びます。空気を吸い込んでリードを鳴らす吸気式の構造を持つオルガンです。足元にある二つペダルを踏むと中にあるふいごが広がり減圧します。そして、鍵盤を押すことによってバルブが開き、そこに空気が通ることでリードという金属製の薄い板が振動して音が出るという仕組みになっています。
明治時代初期に宣教師たちが伝道のために教会に持ち込んだことで日本にリードオルガンがもたらされました。このリードオルガンに触れることで当時の人々が西洋の音楽を聴くきっかけにもなりました。
2台のオルガン
笠岡教会には2台のオルガンがあります。ひとつは教会で広く普及しているYAMAHA11ストップNo.5というオルガンです。もう一つは明治時代にサクラ材で作られた山葉の7ストップリードオルガンです。明治27年に献堂された現在の笠岡教会の礼拝堂とともに歩み、毎週の礼拝で捧げられる賛美を支えてきたリードオルガンです。
昭和7年頃、留学で来日した金韓林(きむ はんりむ シンガーソングライター沢知恵さんの祖母)さんが県立笠岡女学校に通いながら笠岡教会で奏楽者を務めていた時も、この山葉オルガンが用いられました。
現在は笠岡教会の奏楽者が少なくなってしまったこともあり、なかなか出番の少ないオルガンたちですが、オルガンコンサートやリードオルガン講習会において今現在も活躍しています。これからもこの2台のオルガンが教会において豊かに用いられていくことを祈るばかりです。
2023 年11月に行われたリードオルガンコンサートの模様がニュース番組で放送されました。(リンク先で動画を視聴することが出来ます)
YAMAHA11リードオルガン No.5型
YAMAHAの11ストップリードオルガンです。1968(昭和43)年に製造されました。教会で広く普及しているものですが、広い場所で鳴らすことを目的として作られた後期型よりもすこし複雑な構造を持ち、ふくよかでやわらかい音色が出ます。
山葉7ストップリードオルガン
製造年は製造番号から1909(明治42)年に作られたものであるとされています。
ストップレバーの左右に「YamahaOrgan」、「Hamamatsu」というロゴが入っており、これは明治時代に作られたオルガンにある特徴的なロゴであると言われています。現在116歳。完全な修復は終わっていませんが、現在も明治時代に作られたオルガンならではの味わい深い音を聞くことが出来ます。






献金のお願い
明治時代のオルガンは完全な修復がまだ出来ておりません。明治時代からの会堂と共に歩んできたオルガンを完全な形で修復し、礼拝に、また礼拝だけでなく様々な伝道のための集会やコンサートに用いていくことができますよう、どうぞお祈りと献金によってお支えいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。(牧師 加藤 隆)
〇献金先
振込口座 中国銀行 笠岡支店
口座番号 1848494
名義 カサオカキョウカイ
